岡野バが新値追い、原子力関連の拡大で24年11月期は業績上振れ着地
岡野バルブ製造<6492>が続伸スタートで年初来高値を連日更新している。18日の取引終了後、24年11月期の連結経常利益を従来予想の9億8000万円から12億6800万円(前の期比39.3%増)に上方修正すると発表しており、これが好材料視されている。
原子力発電所の特定重大事故等対処施設用の販売や再稼働に向けたメンテナンス工事及び部品などの追加案件が増加したことに加え、火力発電所向けの販売も好調だったことが寄与した。また、メンテナンス部門における高稼働率の維持や人的資源の有効活用が奏功したことも上振れにつながった。