ソニーGがカドカワと資本・業務提携、カドカワの第三者割当増資を引き受け筆頭株主に
ソニーグループ<6758>は19日の取引終了後、KADOKAWA<9468>との資本・業務提携の契約を締結したと発表した。カドカワの第三者割当増資をソニーGが引き受ける。ソニーGは取得済みの株式とあわせてカドカワの株式の10%を保有する筆頭株主となる見通し。両社が持つIP(知的財産)の価値を最大化させるために協業を進める。
カドカワは新たに1205万4100株(9月30日時点の発行済み株式総数の8.50%に相当)を1株4146円で発行し、ソニーGに割り当てる。ソニーGの株式取得日は2025年1月7日で、取得総額は約500億円。カドカワは調達した資金を新規IPの創出・開発・取得やIPのグローバル流通の強化に用いる。