ワージントン・スチールが決算受け大幅安　熱間圧延鋼の出荷量減少と価格下落が響く＝米国株個別

（NY時間10:10）（日本時間00:10）

ワージントン・スチール<WS>　31.43（-6.49　-17.11%）

鉄鋼のワージントン・スチール<WS>が大幅安。前日引け後に９－１１月期決算（第２四半期）を発表し、１株利益が予想を大きく下回ったほか、売上高は予想こそ上回ったものの減収となった。

自動車のホイールリムや農業の灌漑（かんがい）パイプに使用される熱間圧延鋼の出荷量の減少と価格下落が響いた。直販価格は前年比で４％下落したという。

（９－１１月・第２四半期）

・1株利益（調整後）：0.19ドル（予想：0.63ドル）

・売上高：7.39億ドル　9％減（予想：7.15億ドル）

・EBITDA（調整後）：3060万ドル

【企業概要】

北米の自動車・農業・建設やその他の市場向けに鉄鋼加工製品を提供する。平鋼コイルを顧客の仕様に合わせた種類・寸法・形状・表面品質に加工して販売し、特殊再圧延・溶融亜鉛メッキ等の炭素平ロール鋼加工、自動車・産業用モーター等向けの精密電磁鋼板ラミネートの製造、溶接技術による自動車軽量化を手掛ける。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース