イオンQ アナリストが「買い」でカバレッジ開始 ただ、株価は下げに転じる=米国株個別
(NY時間12:27)(日本時間02:27)
イオンQ<IONQ> 37.18(-0.32 -0.86%)
ここ数日、量子コンピューティング関連の銘柄が賑わっているが、イオンQ<IONQ>はこれまでの上昇もあり、鈍い値動きをしている。本日はアナリストが投資判断を「買い」でカバレッジを開始し、目標株価も50ドルに設定したことが買いを誘っているようだ。前日終値よりも33%高い水準。
同社は量子コンピューティングの急速な成長を最大限に活用できる位置にあるとし、投資に値する企業であると述べた。また、「フルスタックの量子プラットフォームを構築することで、同社は量子コンピューティングのリーダーとしての地位を確立しつつある」とも語っている。
ただ、上値での圧力が強まっているのか、序盤は買い先行で始まったものの、動きが一巡すると戻り売りが強まり、下げに転じている。
【企業概要】
量子コンピュータを開発・販売するとともに、計算能力を向上させる量子コンピュータの研究開発を進める。Amazon Web Services、Microsoft、およびGoogleの主要クラウドプラットフォームと、独自のクラウドサービスを通じて、量子コンピュータを顧客に提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース