システナが売り物こなし頑強、11月の月次営業利益が17.7%増と好調
システナ<2317>は目先利食いをこなし底堅さ発揮、週足チャートで26週移動平均線をサポートラインとする上昇トレンド形成が意識される。米国では自動運転の規制緩和に伴う市場拡大への期待感からテスラ<TSLA>が12月に入り株価を急上昇させている。東京市場でもその流れを引き継ぎ自動運転関連株の一角に買いが向かっている。次世代自動車向けシステム開発に力を入れるシステナもその関連有力株の一角として、前日は全体軟調地合いに抗して3%高に買われるなど頭角を現しつつある。そうしたなか、同社は前日引け後に11月度の月次概況を開示しており、営業利益は前年同月比17.7%増の10億9300万円と好調だった。これを好感する形で根強い買いを引き寄せている。