サツドラHDの11月中間期最終利益は43%増で着地
サツドラホールディングス<3544>がこの日の取引終了後、第2四半期累計(5月16日~11月15日)連結決算を発表しており、売上高496億4600万円(前年同期比3.8%増)、営業利益8億7600万円(同28.7%増)、純利益4億6900万円(同43.0%増)と大幅増益で着地した。
物価上昇による生活防衛意識の高まりを受けて1人あたりの買上点数は減少したものの、インバウンドや化粧品需要の回復に加えて、物価上昇などによる客単価の増加でドラッグストア売上高が増加した。また、前期に一部計上した衛生用品などの評価損の反動があったほか、アプリ推進による収益基盤の改善もあり利益を押し上げた。
なお、25年5月期通期業績予想は、売上高1000億円(前期比4.7%増)、営業利益14億円(同1.1%増)、純利益4億8000万円(同2.0%増)の従来見通しを据え置いている。