豪ドル週間見通し:弱含みか、豪準備銀行12月理事会議事要旨が材料に

通貨
2024年12月21日 14時03分

■上げ渋り、日本の為替介入を警戒

今週の豪ドル・円は上げ渋り。米連邦準備制度理事会(FRB)は来年の利下げペース大幅減速の予測を示したことから、豪ドル買い・米ドル売りは縮小。日本銀行による早期追加利上げ観測後退で豪ドル買い・円売りが一時活発となったが、日本の為替介入が警戒されたことでリスク選好的な豪ドル買い・円売りは週末前に縮小した。取引レンジ:95円76銭-98円37銭。

■弱含みか、豪準備銀行12月理事会議事要旨が材料に

来週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)の12月理事会議事要旨が材料になる。政策金利の据え置きが決まったが、インフレ上方リスクの一部緩和の指摘もあり、追加利上げ観測は大幅に後退した。利下げ検討などに関する新たな見解がみられる場合は、早期利下げ観測が高まり、豪ドル売りがやや強まる可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・24日:豪準備銀行12月理事会議事要旨

予想レンジ:96円00銭-99円00銭

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.