20日の米株式市場の概況、NYダウ続伸し498ドル高 PCE物価指数が市場予想下回る
20日の米株式市場では、NYダウが前日比498.02ドル高の4万2840.26ドルと続伸した。11月の米個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想を下回る伸びとなり、米国の利下げペースか緩やかなものになるといった株式市場の懸念が和らいだ。NYダウの上げ幅は一時800ドルを超えた。
ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やJPモルガン・チェース<JPM>、ホーム・デポ<HD>が買われ、インテル<INTC>とセールスフォース<CRM>が堅調推移。オクシデンタル・ペトロリアム<OXY>とグラニット・リッジ・リソーシズ<GRNT>が株価水準を切り上げ、カーニバル<CCL>とクリアウォーター・ペーパー<CLW>が大幅高となった。一方、メルク<MRK>とウォルマート<WMT>が冴えない。USスチール<X>が下値を探る展開となった。
ナスダック総合株価指数は199.829ポイント高の1万9572.597と4日ぶり反発した。エヌビディア<NVDA>とアルファベット<GOOG>、アップル<AAPL>が値を上げ、ミッション・プロデュース<AVO>とヒューマナ<HUM>が急伸した。一方、メタ・プラットフォームズ<META>が売られ、テスラ<TSLA>が軟調だった。