新興市場銘柄ダイジェスト:ユニネクは大幅続落、レントラックスが大幅反発

材料
2024年12月23日 16時33分

<3566> ユニネク 527 -45

大幅続落。先週末取引終了後に、24年12月期業績予想を下方修正しており、売り手掛かり材料となっている。営業利益は4.62億円(前期比7.0%減)予想。前回予想から30%ほど引き下げた。注力していたファン付き作業服の生産および入荷の遅延が当該商品を購入した顧客の信頼喪失につながり、その後の秋冬作業服や防寒服の販売に影響したことや、11月上旬頃まで温暖な気候が続き防寒服の販売が鈍化したことで売上高が当初予想を下回った。また、人件費やIT関連費等の固定費部分の比率が上昇したことも足かせとなった。

<4416> TrueData 930 +150

ストップ高。先週末に、伊藤忠商事<8001>と食品メーカーおよび小売業向けのデータマーケティング支援事業で資本業務提携すると発表しており、買い手掛かり材料となっている。伊藤忠は、TrueDataの発行済み普通株式12万株(株式総数に対する所有株式数の割合2.51%)を既存株主から取得する。伊藤忠商事提供するデータ分析システム「FOODATA」と、TrueDataのID-POSデータおよび分析システムを連携し、食品メーカー向けの新サービス「FOODATA ID-POS powered by True Data」の提供を25年1月より開始する。

<2438> アスカネット 448 +17

大幅高。先週末取引終了後に、発行済株式数の2.85%にあたる46万株、金額で2億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、買い手掛かり材料となっている。取得期間は24年12月23日から25年4月30日まで。株主還元の充実を図るとともに、経営環境の変化に対応し機動的な資本政策の遂行を可能とすることが目的。24年10月31日時点の保有自社株は132万3546株。

<290A> Syns 652 +10

大幅続伸。本日23日、自社6機目の小型SAR衛星StriXシリーズ打上げ完了を発表した。6号機は、2024年12月21日午後11時17分(日本時間)に米国Rocket Lab社のElectronロケットにより、ニュージーランドのマヒア半島にある発射場から打ち上げらた。その後予定通りの軌道投入に成功し、試験のための通信が正常に機能し、制御可能であることが確認されたようだ。同社は小型SAR衛星と関連システムの開発・製造を通じた衛星コンステレーションの運用とその取得データの販売及びソリューションの開発・販売を行っている。

<5597> ブルーイノベ 530 +7

大幅続伸。前週末の大引け後に、いであ<9768>と戦略的業務提携に関する覚書(MOU)を締結したと発表している。本提携を通じて、両社はドローンやロボティクス技術を活用した新たなソリューションの開発・提供を進め、公共インフラ維持管理の効率化や災害時対応力の向上を目指すようだ。それぞれの強みを活かし、水域・陸域・空域のシームレスなドローン・ロボティクス技術やドローンポートシステム等を活用した新たなソリューションを共同で開発する。ドローンを活用したプラント点検や自動巡回点検、送電線点検の点検ソリューションが主力。

<6045> レントラックス 760 +38

大幅反発。前週末の大引け後に、月次業績を発表している。11月の取扱高は前年同月比15.2%増の24.40億円、売上高は同33.8%増の3.29億円と好調となっている。10月の月次業績が堅調ながら、やや落ち着いた内容だったこともあり、一段と安心感に繋がりそうだ。クローズド型ASPの成果報酬型広告サービス事業が主力。

《ST》

提供:フィスコ

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