瑞光が朝安後に切り返す、25年2月期は最終赤字転落見通しも悪材料出尽くし
瑞光<6279>が朝安後に切り返した。同社は24日の取引終了後、25年2月期第3四半期累計(2月21日~11月20日)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。今期の売上高予想を40億円減額して200億円(前期比8.0%減)、営業利益予想を14億8000万円減額して2億円(同80.5%減)に引き下げた。また最終損益予想は7億2000万円の黒字から2億円の赤字(前期は13億7800万円の黒字)に見直した。一転して営業減益、最終赤字の計画となる。発表内容に反応した売りが先行したものの、業績の下振れに関しては株価に一定程度、織り込まれていたとの見方があり、悪材料出尽くしとの受け止めから押し目買いが入り持ち直した。
日本や中国向けの売り上げが減少したほか、受注済み案件の進捗が遅れ、売上高の計上が来期にずれ込む見通しとなった。第3四半期累計の売上高は前年同期比17.6%減の139億3200万円、営業損益は3億200万円の赤字(前年同期は10億8800万円の黒字)、最終損益は7億3300万円の赤字(同10億2000万円の黒字)だった。