NaITOが急反落、第3四半期営業利益50%減を嫌気
NaITO<7624>が急反落している。24日の取引終了後に発表した第3四半期累計(3~11月)連結決算が、売上高327億6500万円(前年同期比2.0%減)、営業利益2億300万円(同50.1%減)、純利益1億4000万円(同52.3%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。
一部自動車メーカーの生産・出荷停止による影響で主力の切削工具の販売が苦戦したほか、計測機器、産業機器・工作機械なども減収となった。また、原材料価格の高騰に起因するコスト負担増も利益を圧迫した。
25年2月期通期業績予想は、売上高440億円(前期比0.1%減)、営業利益5億円(同1.1%減)、純利益3億5000万円(同1.3%増)の従来見通しを据え置いている。