外為サマリー:157円30銭台で推移、前日の日銀総裁講演を受けた円売り優勢
26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=157円33銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭強のドル高・円安となっている。
この日の東京市場のドル円相場は157円台前半でスタートした。25日は欧米など多くの国がクリスマスの祝日で、きょうもオーストラリアや欧州の主要国が休みとなることから模様眺めムードが広がりやすくなっている。ただ、前日に行われた日銀の植田和男総裁の講演で、緩和的な金融環境を維持する姿勢が示されたことから円が売られやすく、午前9時9時50分ごろには157円36銭をつける場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0397ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0004ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=163円56銭前後と同10銭程度のユーロ高・円安で推移している。