ユカリアが急伸、外資系証券の新規調査開始が刺激材料に
ユカリア<286A>が急伸している。医療経営総合支援事業を展開する同社は12日に東証グロース市場に新規上場したニューフェース。同日に公開価格(1060円)を8%下回る975円で初値を形成した後、株価は公開価格割れの水準で切り下がり、23日には756円まで調整した。同社は24年12月期について、売上高は前期比10.0%増の198億6300万円、経常利益は同33.5%増の24億7300万円、最終利益は同91.7%増の20億1500万円と見込む。モルガン・スタンレーMUFG証券は25日付で、ユカリアについて投資判断「オーバーウェート」で新規に調査を開始した。成長性はJMDC<4483>に匹敵する最も高い部類と評価したうえで、株価は低位にあり、投資魅力度は高いとの見解を示している。目標株価は1200円に設定した。