明日の為替相場見通し=方向感の乏しい展開か

通貨
2024年12月26日 17時06分

今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、市場参加者が限られるなか方向感の乏しい展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=157円10銭~157円70銭。

日本時間今晩から米市場がクリスマス明けで再開となるが、ドイツなど欧州の主要国は引き続き休場で、海外ではまだ休暇中の投資家が多い。米連邦準備理事会(FRB)が緩和姿勢を後退させていることからドルが買われやすくなっているものの、年末年始休暇を控えていることもあって積極的にはドルの上値を追いにくい。また、加藤勝信財務相が24日の閣議後会見で急速な円安進行を牽制したことで、一段とドル円相場が上昇する場面では介入警戒感が高まるだろう。ただ、今晩に発表される前週分の米新規失業保険申請件数が労働市場の底堅さを示す結果となり、高止まりする米長期金利が一段と上昇すればドルが買われることになりそうだ。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.