26日の米株式市場の概況、NYダウ小幅に5日続伸 ナスダック4日ぶり小反落
26日の米株式市場では、NYダウが前日比28.77ドル高の4万3325.80ドルと小幅に5日続伸した。ナスダック総合株価指数は下落した。クリスマス休暇明けで市場参加者は少なく、積極的に売買しようという姿勢は限られ、方向感が乏しかった。米長期金利が小幅に上昇したことは全体相場には重荷となった。
ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やハネウェル・インターナショナル<HON>、プロクター・アンド・ギャンブル<PG>が堅調推移。ゲームストップ<GME>が大幅高となった。一方、コカ・コーラ<KO>やセールスフォース<CRM>が売られ、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>が冴ええない展開となった。
ナスダック総合株価指数は10.769ポイント安の2万0020.357と4日ぶり小幅反落。テスラ<TSLA>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が下落し、エヌビディア<NVDA>が軟調。コインベース・グローバル<COIN>が下値を探り、マラソン・デジタル・ホールディングス<MARA>とマイクロストラテジー<MSTR>が株価水準を大きく切り下げた。一方、アップル<AAPL>がしっかり。ナノ・ディメンション<NNDM>とRAPTセラピューティクス<RAPT>が高く、エバークォート<EVER>が急伸した。