クスリアオキが軟調、11月中間期は株式報酬費用除いたベースで最終減益に
クスリのアオキホールディングス<3549>が軟調推移。同社は26日の取引終了後、25年5月期第2四半期累計(5月21日~11月20日)の連結決算を発表。売上高は前年同期比12.6%増の2428億2600万円、営業利益は同85.5%増の126億5100万円、最終利益は同2.5倍の86億2200万円となった。大幅増益で着地したものの、有償ストックオプションの行使に伴う株式報酬費用を除いたベースで営業利益は同1.6%増の130億4400万円で、営業増益率は第1四半期と比較して鈍化したほか、最終利益は同4.5%減の90億1500万円となった。株式市場では利益水準に対する物足りなさが意識され、売りに押される形となったようだ。同社は8月以降、食品スーパーを展開する木村屋やママイを吸収合併し、ムーミー(香川県高松市)のスーパーマーケット7店舗を取得した。中間期の売上総利益率は前年同期比で低下している。