アトラグループ---タンクルと協力体制をとり、A-COMSとリザハブ連携
アトラグループ<6029>は27日、2024年11月よりタンクル(本社:沖縄県糸満市)と協力体制を採り、アトラグループが接骨院を中心に提供する院内管理システム・療養費支給申請システムである「A-COMS」と、タンクルが提供する、予約管理、集客、自費型接骨院向け院内管理システム「リザハブ」を連携させ、両社の得意分野を相乗的に伸ばしてゆくと発表した。
本連携は、接骨院業界における管理業務の効率化と、患者へのサービス品質向上を目指した取り組みであり、各システムの得意分野を最大限に活用する。A-COMSは、接骨院での療養費支給申請書作成をはじめ、受付や施術記録、会計処理を一括管理する一方で、リザハブは自費型施術所向けの予約管理や電子カルテ機能を強化し、柔軟な顧客管理と個別最適な施術提案を可能にする。
本統合により、保険施術と自費施術をシームレスに管理する環境が整い、業務効率の向上だけでなく、患者への包括的なサービス提供が実現した。特に、リザハブの集客支援機能や姿勢AIによるデータ分析が、A-COMSの療養費支給申請機能と連携することで、施術所全体の運営効率をさらに高めていくとしている。
同社は、タンクルの顧客基盤を活用して自社のサービスを拡大する一方、タンクルはA-COMSを利用した療養費支給申請機能を導入することで、さらなる顧客満足度向上を図っていくとしている。この協力体制は、業界全体の革新に寄与すると期待されており、今後の展開が注目される。
《AK》