２７日の米株式市場の概況、ＮＹダウ３３３ドル安 米金利上昇が重荷
２７日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比３３３．５９ドル安の４万２９９２．２１ドルと６日ぶりに反落した。前日まで５営業日連続の上昇と、連騰による過熱感が意識されていたなか、米長期金利が４．６%台まで上昇したことが全体相場の重荷となり、持ち高調整目的の売りを促した。
ウォルマート<WMT>やハネウェル・インターナショナル<HON>が売られ、アメリカン・エキスプレス<AXP>やウォルト・ディズニー<DIS>が軟調推移。クリアウォーター・ペーパー<CLW>が下値を探った。一方、ボーイング<BA>が底堅く推移した。
ナスダック総合株価指数は２９８．３２６ポイント安の１万９７２２．０３１と続落した。アップル<AAPL>とマイクロソフト<MSFT>、アルファベット<GOOG>が冴えない展開となり、エヌビディア<NVDA>とテスラ<TSLA>が株価水準を切り下げた。ネットフリックス<NFLX>やヴィラクタ・セラピューティクス<VIRX>が安い。半面、アメディシス<AMED>とグリッド・ダイナミクス・ホールディングス<GDYN>が値を上げ、プロジニー<PGNY>が急伸した。
