米銀行株への期待が高い　本番はこれからとの声も

（NY時間08:57）（日本時間22:57）時間外

ＪＰモルガン<JPM>　238.05（-3.12　-1.29%）

シティグループ<C>　70.03（-0.97　-1.37%）

バンカメ<BAC>　43.76（-0.58　-1.31%）

ウェルズ・ファーゴ<WFC>　70.30（-0.81　-1.14%）

ゴールドマン<GS>　569.55（-6.63　-1.15%）

モルガン・スタンレー<MS>　126.30（-0.46　-0.36%）

米株式市場では米銀行株に強気な見方が広がっている。今年は素晴らしい１年だったが、アナリストの多くはこれからが本番だと述べている。２５年には純金利収入（ＮＩＩ）が過去最高を記録する可能性があると予想や、今後２年間で１株利益の伸びがほぼ２桁のペースになるとの見解も出ている。

ファンド勢も銀行株に大量に投資しており、米証券取引委員会（ＳＥＣ）への届け出によると、７－９月期にはファンド勢の銀行株へのエクスポージャーが３４００億ドル超と、３カ月前の水準から５０％増加していたことが明らかとなっている。

銀行株が今年３３％余り値上がりした要因の多くが、今後数カ月間も追い風となり続けると予想している。資本市場の活発化や融資の伸びなどが要因だという。

トランプ次期政権下での規制緩和や減税の波が実現すれば、ＦＲＢが予想以上に長期に渡り金利を高めに維持したとしても、銀行株にはまだ上昇余地が十分にあるとの見方が多いようだ。

株探ニュース