NY債券:米長期債相場は強含み、月末に絡んだ調整的な買いが入る

市況
2024年12月31日 7時21分

30日の米国長期債相場は強含み。株安を意識して売りは縮小したこと、月末に絡んだ調整的な買いが入ったことが要因。イールドカーブはまちまちの動き。

CMEのFedWatchツールによると、30日時点で2025年1月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%となる確率は89%程度。3月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.00-4.25%以下となる確率は54%程度。10年債利回りは4.627%近辺で取引を開始し、米国市場の後半にかけて4.535%近辺まで低下し、米国市場の取引終了時点にかけて4.537%近辺で推移。

イールドカーブはまちまちの動き。2年-10年は29.50bp近辺、2-30年は51.40bp近辺で引けた。2年債利回りは4.25%(前日比:-8bp)、10年債利回りは4.54%(前日比-9bp)、30年債利回りは、4.76%(前日比:-6bp)で取引を終えた。

《MK》

提供:フィスコ

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