サンガモが急落 ファイザーが開発提携を解消=米国株個別

材料
2024年12月31日 23時38分

(NY時間09:36)(日本時間23:36)

サンガモ<SGMO> 1.10(-1.24 -53.04%)

重篤な神経疾患のゲノム医療を手掛けるサンガモ・セラピューティクス<SGMO>が急落。ファイザー<PFE>が同社との血友病Aの新しい遺伝子治療の開発提携を解消した。同社は新たな提携先の模索を含め、あらゆる選択肢を検討して開発を継続する意向だと発表。

同社の治験薬は後期段階の重要な臨床試験で目標を達成しており、以前はファイザーが2025年初頭に米国と欧州で承認申請を行う予定であると述べていた。

同社のマックレーCEOは「ファイザーの心変わりには非常に驚き失望した」と述べている。同社がこの決定を知ったのは12月22日だったという。同社株は年初来で331%急騰していた。

同社は流動性の問題に苦しんできた。マックレーCEOによると、同社は「ジロクトコゲン・フィテルパルボベック」と呼ばれる薬の契約により、最大2億2000万ドルのマイルストーンの支払いを受け取ることになっていた。

ファイザーは声明で「現時点でこの患者層に遺伝子治療の選択肢を追加することへの関心は限定的と分析している」と述べた。

【企業概要】

適切な治療オプションがない重篤な神経疾患に対処するために設計されたエピジェネティック制御療法と新規AAVカプシド送達技術の開発に重点を置くゲノム医療会社。現在利用可能な脊髄内送達カプシドを超えて、中枢神経系(CNS)を含む送達??を拡大できる可能性があり、パイプラインの開発を進める。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.