ダウ平均は5日ぶり反発 本日は上げを維持できるか注目=米国株序盤

市況
2025年1月4日 2時04分

NY株式3日(NY時間12:02)(日本時間02:02)

ダウ平均   42648.71(+256.44 +0.60%)

ナスダック   19555.02(+274.23 +1.42%)

CME日経平均先物 39655(大証終比:-245 -0.62%)

きょうのNY株式市場でダウ平均は5日ぶりに反発。前日の新年のスタートは不安定なもので、買い先行で始まったものの、テスラ<TSLA>やアップル<AAPL>の下げもあり、結局下げて終っていた。本日も上昇して始まっているが、維持できるか注目される。本日はIT・ハイテク株に買い戻しが出ている。

最近の株価低迷で、年末の5営業日と年始の2営業日の間に株価が上昇する、いわゆるサンタクロース・ラリーは実現しそうにない。しかし、ストラテジストやポートフォリオ・マネジャーの多くは今年の米株式市場に対して依然楽観的だ。「過去2年間に渡って売上高と利益を牽引してきた長期的な成長要因は依然堅調で、今後も企業業績の拡大を牽引し続けるだろう」といった声も聞かれる。

また、「前日までの弱気な展開の背景は恐らくセンチメントが大きく影響していると思われる。大統領選挙後の上昇局面で市場は泡のような状況に陥っていた。特段の懸念材料も見られず、センチメント面での疲れが少し出ていただけだと思われる」との指摘も出ている。

USスチール<X>が下落。バイデン大統領が取引開始前に、日本製鉄による同社の買収計画を阻止することを正式に決め声明を発表した。日鉄は米政府を提訴する意向も伝わった。

小規模小売店の決済システムを手掛けるブロック<SQ>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を115ドルに設定した。前日終値よりも32%高い水準。

ペット用品のeコマースを手掛けるチューイー<CHWY>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を42ドルに設定した。前日終値よりも24%高い水準。

美容・健康商品開発のニュースキン・エンタープライズ<NUS>が大幅高。同社の事業部門であるライズ社がアフィリエイト・マーケティング・テクノロジー・プラットフォームである「マーベリー」を現金および少数株主持分の形で総額約2億5000万ドルでレイター社に売却すると発表した。

音声AIなど自動車の車内システムを手掛けるセレンス<CRNC>が急騰。言語モデルのCaLLMファミリーの能力向上を目的とし、エヌビディア<NVDA>との提携拡大を発表した。

電気自動車(EV)のリビアン<RIVN>が大幅高。取引開始前に第4四半期の生産と納車台数を公表し、伴に予想を上回った。

バイオ医薬品のエレベーション・オンコロジー<ELEV>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」でカバレッジを開始した。

USスチール<X> 30.56(-2.04 -6.26%)

ブロック<SQ> 91.28(+4.53 +5.22%)

チューイ<CHWY> 35.41(+1.54 +4.56%)

ニュースキン<NUS> 8.11(+1.55 +23.63%)

セレンス<CRNC> 18.79(+10.86 +136.91%)

リビアン<RIVN> 16.24(+2.99 +22.53%)

エレベーション<ELEV> 0.64(+0.05 +7.98%)

アップル<AAPL> 243.32(-0.53 -0.22%)

マイクロソフト<MSFT> 421.63(+3.05 +0.73%)

アマゾン<AMZN> 224.70(+4.48 +2.03%)

アルファベットC<GOOG> 193.51(+2.88 +1.51%)

テスラ<TSLA> 394.36(+15.08 +3.98%)

メタ<META> 601.29(+2.05 +0.34%)

AMD<AMD> 124.47(+3.84 +3.18%)

エヌビディア<NVDA> 143.99(+5.68 +4.11%)

イーライリリー<LLY> 780.04(+1.97 +0.25%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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