NY州裁、トランプ氏に10日の出廷命令 量刑言い渡し

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2025年1月4日 6時35分

トランプ次期米大統領は大統領選挙に勝利したことを根拠に、いわゆる不倫口止め料の不正処理で受けた有罪評決の破棄を求めていたが、ニューヨーク州地裁のマーチャン判事は3日、これを再度退けた。今月下旬の大統領就任式を前に、刑事裁判での有罪評決を破棄したかったトランプ氏のもくろみは失敗した。

マーチャン判事は1月10日の量刑言い渡しに出廷するようトランプ氏に命じた。量刑は条件を伴わない放免が最善の選択肢になると述べた。

「この裁判所は評決後、合理的な期間内に被告に量刑を言い渡さなくてはならない」と判事は説明。「被告には可能な限りあらゆる上訴の利用が認められなければならない。被告はその意向を明らかにしているが、それは量刑を言い渡されて初めて完全に利用可能になる」と述べた。

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