NY為替:米12月ISM製造業景況指数の改善を受けてリスク回避の円買い縮小

通貨
2025年1月4日 7時43分

3日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円49銭まで上昇後、156円88銭まで反落し157円28銭で引けた。米12月ISM製造業景況指数が予想外に11月から上昇する強い結果やバーキン米リッチモンド連銀総裁が潜在的なインフレの上方リスクに言及したため、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ鈍化観測がさらに強まり、ドル買いが優勢となった。その後、欧州通貨高でドルの上値が限定的となったほか、米下院議長選を巡り最終的には共和党のジョンソン議長が再選されたが、一部議員が最初反対票に投じるなど混乱が警戒され、一時円買いが強まった。

ユーロ・ドルは1.0273ドルまで弱含んだのち1.0310ドルまで上昇し、1.0309ドルで引けた。独12月失業率が予想を下回りユーロ売りが後退。ユーロ・円は161円62銭へ弱含んだのち162円21銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2388ドルへ下落後、1.2434ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9081フランへ下落後、0.9108フランまで上昇。

《MK》

提供:フィスコ

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