新興市場銘柄ダイジェスト:モダリスは急騰、アスタリスクがストップ高

材料
2025年1月6日 16時08分

<9342> スマサポ 940 +16

急伸。本日、台湾政府機関「国家住宅及都市更新中心」が推進する住宅管理アプリ開発プロジェクトに参画すると発表し、好材料視されている。同プロジェクトは、国家住宅及都市更新中心の委託を受け、現地のIT企業「曜發科技股?有限公司(EFA)」が開発を担当し、同社が日本国内での入居者アプリ「totono」の実績やノウハウを活かしデザインや機能設計の監修を全面的に行う。台湾市場の住宅管理効率化をサポートする同プロジェクトを通じて、アジア地域を中心としたグローバル展開への第一歩となるという。

<4883> モダリス 109 +7

急騰。本日寄り前に、子会社において取引先を装った悪意ある第三者からの虚偽の支払い指示に応じて資金を流出させる詐欺被害が発生したことを発表した。大半の送金額の回収に成功したため損失額は限定的だが、最終的に9万米ドル(約1400万円)の特別損失が生じ、24年12月期に反映される見通しとしたことを受け、軟調な動きとなっていたが、正午ごろJCRファーマと新規遺伝子治療の開発に向けた次フェーズの共同研究契約を締結したことを発表し、後場になり急騰している。

<9204> スカイマーク 602 +37

急反発。本日主要株主の異動(予定)を発表し、好材料視されている。主要株主であるUDSエアライン投資事業有限責任組合より、保有する同社の普通株式の一部を、双日に対して立会外取引の方法により譲渡する予定である旨の連絡を受けたとしている。双日は300万9900株(発行済み株式総数の4.99%、議決権ベースで5.00%)を立会外取引により取得する見通し。異動予定年月日は、1月14日または21日としている。

<6522> アスタリスク 570 +80

ストップ高。24年12月27日の取引終了後に独自の二次元コード「AsCode」を開発したと発表したことを続けて好材料視されている。スマートフォンのカメラを使用し画像認識で簡単に読み取り可能で、必要な情報量を保持できる独自の二次元コード「AsCode」及び、専用の読み取りデコーダーを開発した。バーコードでは困難だった多様な情報管理がスマートフォンで可能になるという。同社と子会社が25年1月と3月に出展予定の日米で開催される展示会で紹介する予定。

<6081> アライドアーキ 158 -4

続落。30日の取引終了後に連結子会社に対する債権放棄及び清算方法変更を発表し、売られている。連結特定子会社であるSUPERFACTION PTE.LTD.の清算手続きを進めているが、現在債務超過の状態である同社に対する債権は回収困難と判断し、当該連結特定子会社への債権を放棄することとした。債権放棄額は18.55億円だが、うち14.99億円は全額貸倒引当金が計上されているため、個別決算においてその差額である3.56億円を関係会社債権放棄損として特別損失に計上する予定という。

<3137> ファンデリー 300 +80

ストップ高。30日の取引終了後に株主優待制度の導入を発表し、これを好感した買いが先行している。毎年3月31日(基準日)の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上の同社株式を保有している株主を対象に、保有株式数に応じて、同社サービスである国産ハイブランド冷食『旬をすぐに』にて利用できる食事クーポン(3000~1万5000円分)を贈呈する。25年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された株主を対象として、株主優待制度を開始するとしている。

《ST》

提供:フィスコ

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