ダウ先物は上昇 限定的な関税導入案を検討と報じられる=米国株

市況
2025年1月6日 22時35分

米株価指数先物(3月限)(NY時間08:20)(日本時間22:20)

ダウ先物 43184(+163.00 +0.38%)

S&P500 6034.50(+45.00 +0.75%)

ナスダック100先物 21727.25(+210.75 +0.98%)

米株価指数先物市場でダウ先物、S&P500、ナスダック100とも上昇。取引開始前にトランプ次期大統領の補佐官たちが関税について、全ての国に適用されるが、重要な輸入品のみを対象とする案を検討していると伝わったことで買いの反応が出ている。

現在の議論の中心となっているのは、国家安全保障や経済安全保障に不可欠とみなされる特定の分野のみに課すという案でだという。時間外でIT・ハイテク株が上昇しているほか、消費者裁量も上昇。このニュースを受けて米国債利回りも上昇から下げに転じていることも米株式市場をサポートしているようだ。

米大手証券のストラテジストは、「米10年債利回りが4.5%を超えたことで、米株式市場は再び金利に敏感になっており、幅広い銘柄が値下がりしている。2025年初頭には、株式のリターンと利回りの相関性が決定的に負の相関になることが予想され、金利は最も注目すべき重要な変数になる」と述べている。

アメリカン航空<AAL>が時間外で上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の17ドルから25ドルに引き上げた。先週末終値よりも47%高い水準でウォール街では最高。

ボーイング<BA>が時間外で上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げた。同社は主に生産と納入の持続的な好調さに依存しているとし、2025年にそれを示す準備ができていると述べている。

給与処理のペイコアHCM<PYCR>が時間外で大幅高。人材管理サービスを手掛けるペイチェックス<PAYX>が同社買収に向けた協議が進んだ段階にあると伝わった。

作業管理ソフトウェアのアサナ<ASAN>が時間外で7%上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の19ドルから27ドルに引き上げた。AI需要がソフトウェアの売上を押し上げると指摘している。

日本製鉄とUSスチール<X>は、買収計画にバイデン大統領が不当に介入したとして同大統領らを相手取り、複数の訴訟を米裁判所に提起した。日鉄が発表した。USスチールが時間外で上昇。

(NY時間08:30)(日本時間22:30)時間外

アメリカン航空<AAL> 17.75(+0.78 +4.60%)

ボーイング<BA> 173.12(+3.22 +1.90%)

ペイコアHCM<PYCR> 23.00(+4.46 +24.06%)

アサナ<ASAN> 22.28(+1.67 +8.10%)

USスチール<X> 31.41(+0.94 +3.09%)

アップル<AAPL> 244.31(+0.95 +0.39%)

マイクロソフト<MSFT> 427.80(+4.45 +1.05%)

アマゾン<AMZN> 226.72(+2.53 +1.13%)

アルファベット<GOOG> 195.08(+1.95 +1.01%)

テスラ<TSLA> 422.78(+12.34 +3.01%)

メタ<META> 610.01(+5.38 +0.89%)

エヌビディア<NVDA> 148.43(+3.96 +2.74%)

AMD<AMD> 129.06(+3.69 +2.94%)

イーライリリー<LLY> 787.00(+5.02 +0.64%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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