東京株式(前引け)=急反発、フシ目の4万円大台を回復

市況
2025年1月7日 11時51分

7日前引けの日経平均株価は前営業日比957円45銭高の4万264円50銭と大幅反発。前場のプライム市場の売買高概算は9億9596万株、売買代金概算は2兆5150億円。値上がり銘柄数は884、対して値下がり銘柄数は701、変わらずは59銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日とは打って変わり主力株を中心にリスクを取る動きが一気に強まった。日経平均株価は朝方高く始まった後、ほぼ一本調子に水準を切り上げ4万円大台を回復、その後も次第高で前引けはほぼ高値圏で着地した。前日の米国株市場で半導体関連株が買われたことを受け、東京市場でも売買代金上位の半導体主力株に買いが集まり全体を押し上げた。225先物主導のインデックス買いによる影響も大きく、日経平均の上昇率はTOPIXとかなり開きがある。また、値上がり銘柄数は880あまりで全体の約54%を占めるにとどまっている。

個別では売買代金トップとなった東京エレクトロン<8035>が大幅高に買われたほか、売買代金2位のディスコ<6146>も急伸、同3位のアドバンテスト<6857>も値を飛ばすなど半導体製造装置関連への投資資金の流入が際立っている。このほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが高く、ソフトバンクグループ<9984>も物色人気。日本マイクロニクス<6871>も株価を急上昇させている。富士通ゼネラル<6755>は一時ストップ高に買われた。半面、IHI<7013>が安く、日本郵船<9101>も値を下げた。JT<2914>も軟調。GMOインターネット<4784>の下値模索も続いている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.