Laboro.AI---大林組へAI開発支援を行った建設物の揺れを制御する「構造体の制振システム」が特許取得

材料
2025年1月7日 14時02分

Laboro.AI<5586>は26日、大林組<1802>へAI開発支援を行った、建造物の揺れを制御する「構造体の制振システム」が大林組と共同で特許を取得したと発表。

「構造体の制振システム」は、制振技術の一つであるアクティブ制振(AMD:Active Mass Damper)にAIを活用したもので、構造物の揺れを観測し、それを効果的に抑えるためにマスダンパーを最適に動かすシステムである。

なお、本システムは強化学習を活用しており、AIが自ら試行錯誤を繰り返しながら最適な行動を決定し、より短い時間で揺れを抑えることができるようになる。また、複雑な揺れの制御に対して最適な制御則を見出すだけでなく、構造体の振動のような変化する環境に対しても柔軟な適応を可能にし、従来の制御システムよりも高い効果で揺れの制御を実現した。

《AK》

提供:フィスコ

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