東証グロース市場250指数先物概況:朝安後に切り返し高値引け

市況
2025年1月8日 16時30分

1月8日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比3pt高の632pt。なお、高値は632pt、安値は622pt、日中取引高は2175枚。前日7日の米国市場のダウ平均は続落。半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し、寄り付き後、上昇。その後、同社株が下落に転じ相場の重しとなったほか、JOLT求人件数やISM非製造業景況指数が予想を上回ったため利下げペース鈍化観測に長期金利上昇に連れ、下落に転じた。相場は終日軟調に推移し、終盤にかけ下げ幅を拡大し終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比7pt安の622ptからスタートした。米国株安や金利高を受けて、朝方は弱含んだものの、徐々に下げ幅を縮小。米国の情報技術産業評議会が、米国企業のAI(人工知能)向け半導体の輸出を制限する規制の発表を控えるようにバイデン政権に要求したと報じられ、グロース市場先物はAI関連銘柄などを中心に現物株主導でプラス圏に浮上。引けにかけても騰勢を強め、本日高値となる632ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではフリー<4478>やispace<9348>などが上昇した。

《SK》

提供:フィスコ

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