和田興産---3Q増収・2ケタ増益、分譲マンション販売およびその他不動産販売が好調に推移

材料
2025年1月8日 18時14分

和田興産<8931>は7日、2025年2月期第3四半期(24年3月-11月)決算を発表した。売上高が前年同期比4.5%増の337.46億円、営業利益が同16.0%増の46.60億円、経常利益が同16.8%増の40.92億円、四半期純利益が同16.2%増の28.13億円となった。

分譲マンション販売の売上高は前年同期比2.4%増の261.44億円、セグメント利益(営業利益)は同6.8%増の37.41億円となった。主力の分譲マンション販売においては、開発基盤となる用地価格や建築コストが上昇しているものの、住宅ローン金利の低水準や住まいに利便性を求める傾向が強まっていることから、分譲マンション市場は比較的堅調に推移しており、同社としては、新規発売物件を中心に契約獲得に向けた販売活動及び引渡計画の推進に注力してきた。なお、当第3四半期累計期間において、分譲マンションの発売戸数は737戸(前年同期比97.1%増)、契約戸数は503戸(同6.1%増)、引渡戸数は542戸(同8.8%減)となり、契約済未引渡戸数は651戸(同3.1%減)となった。

戸建て住宅販売の売上高は同15.6%減の11.89億円、セグメント利益(営業利益)は同23.0%減の0.81億円となった。戸建て住宅販売においては、契約獲得に向けた販売活動に注力してきた。その結果、戸建て住宅29戸を引渡した。

その他不動産販売の売上高は同32.4%増の38.84億円、セグメント利益(営業利益)は同127.5%増の9.02億円となった。賃貸マンション等16物件の販売により、増収増益となった。

不動産賃貸収入は同2.8%増の24.61億円、セグメント利益(営業利益)は同3.9%減の7.93億円となった。同社が主力としている住居系は比較的安定した賃料水準を維持しており、入居率の向上と滞納率の改善に努めると同時に、最適な賃貸不動産のポートフォリオ構築のため、賃貸収入の安定的な確保を目指してきた。

その他の売上高は、解約手付金収入、保険代理店手数料収入及び仲介手数料等で同123.4%増の0.66億円、セグメント利益(営業利益)は同109.2%増の0.56億円となった。

2025年2月期通期については、売上高が前期比3.0%増の400.00億円、営業利益が同9.3%増の49.50億円、経常利益が同8.6%増の41.50億円、当期純利益が同11.8%増の29.50億円とする9月13日に上方修正した業績予想を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.