サナ・バイオが283%急騰 1型糖尿病治療の研究で良好なデータ=米国株個別
(NY時間09:41)(日本時間23:41)
サナ・バイオ<SANA> 6.32(+4.67 +283.03%)
バイオテクノロジーのサナ・バイオテクノロジー<SANA>が急騰。1型糖尿病治療に関する研究で良好なデータを発表した。同社の低免疫技術により、移植されたランゲルハンス島細胞が免疫拒絶反応を回避し、免疫抑制剤を使用せずにインスリンを産生することが、ヒトを対象とした初の1型糖尿病研究で可能になったと発表した。
この結果から、HIP技術で処理されたランゲルハンス島細胞は免疫検出を回避し、筋肉内移植後も機能し、生存することが分かった。
【企業概要】
がん・糖尿病・中枢神経系疾患・心血管疾患等、医療ニーズが満たされていない治療分野で、in vivo及びex vivoの細胞工学プラットフォームを開発するバイオテクノロジー会社。遺伝子治療や細胞治療の既存の限界を克服し、体内細胞の修復や必要に応じた細胞置換により、患者の生活を変える治療法を目指す。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース