NY為替:ドル強含み、FRBは利下げペース減速の必要性で合意

通貨
2025年1月9日 8時28分

8日のニューヨーク外為市場でドル・円は158円14銭から158円52銭まで上昇し、158円35銭で引けた。米ADP雇用統計が予想以上に伸びが鈍化したため一時ドル売りが強まったが、先週分新規失業保険申請件数が予想外に減少したため、長期金利の上昇に伴うドル買いが優勢となった。連邦準備制度理事会(FRB)が公表した12月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)要旨でも参加者の段階的な利下げを支持する姿勢が示されたためドル買いが続いた。

ユーロ・ドルは1.0280ドルから1.0324ドルまで上昇し、1.0316ドルで引けた。ユーロ・円は162円84銭まで下落後、163円52銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2321ドルから1.2378ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9122フランから0.9099フランまで下落した。

《MK》

提供:フィスコ

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