ヴィッツが後場プラスに急浮上、自動車向け好調で第1四半期大幅増収増益
ヴィッツ<4440>が後場急上昇しプラスに転じ、一気に昨年来高値を更新してきた。正午ごろに発表した第1四半期(24年9~11月)連結決算が、売上高10億5200万円(前年同期比50.3%増)、営業利益1億1300万円(同2.6倍)、純利益8600万円(同2.7倍)と大幅な増収増益となったことが好感されている。
主力の組み込みソフトウェアをはじめ、シミュレータ・仮想空間技術、セキュリティー及びセーフティの分野で自動車及び産業機器向けの売り上げが好調に推移した。また、前期第2四半期にイーガーを、前期第3四半期にテスコをそれぞれ連結子会社化したことも寄与した。
なお、25年8月期通期業績予想は、売上高41億円(前期比17.9%増)、営業利益3億3700万円(同19.6%増)、純利益2億3400万円(同14.9%減)の従来見通しを据え置いている。