オーウエルが後場急伸、大面積リブレット形状塗膜を施した機材を国際線に世界初導入
オーウエル<7670>が後場急伸している。午後1時ごろ、日本航空<9201>、宇宙航空研究開発機構(JAXA、東京都調布市)と共同で、世界で初めてボーイング787-9型機(JA868J)の機体胴体の大部分にリブレット形状の塗膜を施し国際線に導入すると発表しており、好材料視されている。
リブレット形状塗膜は、特殊な方法で機体表面に微細形状(リブレット形状)を生成することにより、空気抵抗を低減させる技術。今回施工した機体では、巡航時の抵抗低減率が0.24%となり、これにより年間約119トンの燃料消費量と約381トンのCO2排出量の削減が期待できるという。なお、リブレット形状塗膜を施した機体を国際線として運航することは世界初であり、今年1月中旬の就航を予定している。