寺崎電気は反発、古野電のデータ活用基盤との連携が完了
寺崎電気産業<6637>が反発している。同社は9日、自社のオンボードデータプラットフォーム「TMIP(TERASAKI Marine Information Platform)」と、古野電気<6814>のデータ活用基盤「FOP(FURUNO Open Platform)」との連携が完了したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。
新たに連携したシステムは、保守メンテナンスのデジタルトランスフォーメーション(DX)化を目指す三菱鉱石輸送(東京都千代田区)に採用され、自動車専用船「WILD ROSE LEADER」に搭載。同社は今後も同業他社と協力関係を築き、ステークホルダーを巻き込むとともに、各社の知見を融合させることで船舶運航・管理業務のDX化に向けたサービス開発を推進するとしている。