フェスタリアが後場終盤に急伸、1株から3株への株式分割と配当予想の実質増額修正を好感
フェスタリアホールディングス<2736>が後場終盤になって急伸している。午後3時ごろ、2月28日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表しており、これを好感した買いが流入している。投資単位あたりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めるとともに投資家層の拡大を図ることが目的という。
また、株式分割に伴い25年8月期の期末一括配当予想を20円から7円(前期20円)に修正した。株式分割を考慮すると実質増額修正となり、前期実績に対して増配となる。
同時に、第1四半期(24年9~11月)連結決算を発表しており、売上高20億7700万円(前年同期比9.1%増)、営業損益8500万円の赤字(前年同期1億7700万円の赤字)となった。なお、25年8月期通期業績予想は、売上高94億円(前期比1.0%増)、営業利益3億2000万円(同18.3%増)の従来見通しを据え置いている。