東証グロース市場250指数先物概況:幕間つなぎ的な資金が流入し4連騰

市況
2025年1月10日 16時30分

1月10日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比2pt高の637pt。なお、高値は639pt、安値は629pt、日中取引高は3553枚。前日8日の米国市場はカーター元大統領の服喪の日で休場。夜間取引の下落を受け、朝方は小安い水準で弱含んだものの、売り一巡後は切り返し、10時半頃にはプラス圏に浮上。中国で、民営不動産開発大手の融創中国に対し清算申し立手が伝わったことに加え、今晩米国で、12月の非農業部門雇用者数や1月のミシガン大学消費者マインド指数発表を控えることから、日経平均株価は持ち高調整で売られたものの、グロース市場には幕間つなぎ的な資金が流入し、逆行高商状となった。一部で、短期勢による現物株への買いが観測されたことも追い風となり、4日続伸となる637ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではフリー<4478>やカバー<5253>などが上昇した。

《SK》

提供:フィスコ

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