金は高金利・ドル高でも地合いは強い サンワード証券の陳氏

経済
2025年1月10日 17時45分

皆さん、こんにちは。今回は、金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『金は高金利・ドル高でも地合いは強い』と述べています。

続いて、『週明け6日のNY金相場は、米長期金利の上昇を背景に売りが優勢となり、反落した。前週末比7.30ドル(0.27%)安の1オンス=2647.40ドル』と伝え、『トランプ次期米大統領による関税強化策が一部に限定されるとの米紙の報道を受け、米長期金利は朝方に一時低下。ただ報道が消化されると、国債入札を前にした警戒感から長期金利が上昇に転じたため、金利を生まない金の投資妙味が薄れた。金は2624ドル付近まで値を下げる場面があった。米金利、ドルがいずれも上昇するという逆風の中、金相場の地合いは堅調で、下値は限定的だった』と解説しています。

次に、『米連邦準備制度理事会(FRB)が、2025年の利下げペース鈍化を示唆したことから、その見通しを考察する手掛かりとなる今週発表予定の経済指標が注目されている。7日発表の11月の米雇用動態調査は強い内容だった。8日発表の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨はややタカ派的な内容だった』と述べています。NY金予想レンジは、『2600~2700ドル』と想定しています。

一方、『OSE金は、円安にサポートされて上昇基調を強めている。日銀は12月18―19日の金融政策決定会合で、政策金利を0.25%程度で据え置くことを決めた。経済・物価ともに前回10月の決定会合での判断を維持した』と伝え、『日米の金融政策の違いから、1ドル=158円台まで円安が進み、OSE金も1万3500円台に上昇。昨年つけた最高値にトライする可能性がある』と考察しています。予想レンジは、『1万3200~1万3800円』と想定しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の1月9日付「金は高金利・ドル高でも地合いは強い」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

《CS》

提供:フィスコ

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