豪ドル週間見通し:下げ渋りか、12月雇用統計に注目

通貨
2025年1月11日 13時26分

■下落、米長期金利の高止まりを警戒

先週・今週の豪ドル・円は下落。米長期金利の高止まりを警戒して豪ドル売り・米ドル買いが活発となったことが要因。日豪金利差を意識した豪ドル買い・円売りは縮小し、中国株安を警戒したリスク回避の豪ドル売り・円買いが観測された。取引レンジ:96円79銭-99円15銭。

■下げ渋りか、12月雇用統計に注目

来週の豪ドル・円は下げ渋りか。16日発表の12月雇用統計が手掛かり材料となりそうだ。雇用者数の大幅な増加は期待できないものの、失業率が11月実績と同水準だった場合、リスク回避的な豪ドル売り・円買いは縮小する可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・16日:12月失業率(11月:3.9%)

予想レンジ:95円50銭-98円50銭

《FA》

提供:フィスコ

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