エヌビディアが下落 バイデン政権がAIチップの輸出規制強化を発表=米国株個別
(NY時間09:43)(日本時間23:43)
エヌビディア<NVDA> 130.84(-5.07 -3.73%)
エヌビディア<NVDA>が下落。先週に一部報道で伝わっていたが、バイデン政権は政権移行が迫る中、エヌビディアなどの企業によるAIチップの輸出規制を強化すると発表。中国とロシアに先端技術が渡らないようにする取り組みに最後の追い込みをかける。
ただ、どのように実施するかはトランプ政権に委ねられる。この規則は1年後に発効する予定で、ほとんどの国への販売可能なコンピューティング能力の上限を定めている。米当局者は日曜日、これらの地域の企業は、セキュリティと人権に関する基準に同意することで、国の規制を回避できると述べた。
企業には120日間の異議申し立て期間が設けられる予定で、これは異例の長さ。トランプ政権が落ち着いてから、業界や他国と協議した上で規則に変更を加える時間を確保するためだとレイモンド商務長官は発表に先立って語った。
また、同社株についてはアナリストが目標株価を従来の195ドルから185ドルに引き下げたと伝わっている、投資判断は「買い」を維持。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース