ブループリントが上昇　２０３０年までに「アイバキット」の年間売上は２０億ドルと予想＝米国株個別

（NY時間09:59）（日本時間23:59）

ブループリント<BPMC>　95.01（+7.58　+8.67%）

バイオ医薬品のブループリント・メディシンズ<BPMC>が上昇。本日開催予定の証券会社主催のコンファレンスでの事前発表が伝わり、同社のＳＭフランチャイズのピーク時の収益機会は４０億ドルと推定しており、２０３０年までに同社の遺伝子変異がん治療薬「アイバキット」が達成する年間売上は２０億ドルと予想していることを明らかにした。

同社は２０２４年度のＡｙｖａｋｉｔの売上は４．７５億－４．８０億ドルと想定していた。

２０２５年末までに２０カ国以上でアイバキットは保険対象になる見込みだという。

そのほか、２０２５年下半期にアレルギー性喘息および肥満細胞活性化症候群を対象とした「ＢＬＵ－８０８」の概念実証試験を実施するとも発表した。

【企業概要】

アレルギー・炎症および腫瘍・血液分野の医薬品を開発・商業化するバイオ医薬品会社。病気の主な原因を選択的に標的とする治療法の発見・開発・商業化に取り組み、全身性肥満細胞症や消化管間質腫瘍の治療薬を提供するほか、慢性蕁麻疹、乳癌やその他の固形癌などを対象とした臨床試験・研究開発を進める。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース