NY為替:米12月NY連銀1年インフレ期待上昇、金利高でドルは底堅く推移

通貨
2025年1月14日 7時56分

13日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円92銭まで下落後、157円82銭まで上昇し、157円50銭で引けた。日銀副総裁講演を控え、追加利上げの言及などを警戒し一時円買いが強まったが、米12月NY連銀インフレ期待1年物が上昇すると年内の利下げ観測が一段と後退し長期金利がさらに上昇しドル買いに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは1.0191ドルまで下落後、1.0246ドルまで上昇し、1.0221ドルで引けた。フィンランド中銀のレーン総裁が「ECBは米国の動き関係なく、利下げ継続する」との見解を示し、ユーロ売り圧力となった。ユーロ・円は160円13銭から161円32銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2111ドルから1.2200ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9156フランから0.9201フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

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