ベースフードが急反発、株主優待制度導入と第3四半期営業赤字幅縮小を好感
ベースフード<2936>が急反発している。14日の取引終了後、25年8月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、好材料視されている。毎年8月31日時点で1単元(100株)以上を6カ月以上継続保有する株主を対象に、自社ホームページで利用可能な1500円分の優待クーポンを贈呈するとしている。
同時に発表した第3四半期累計(24年3~11月)単独決算は、売上高115億7900万円(前年同期比0.1%増)、営業損益2億4400万円の赤字(前年同期5億500万円の赤字)だった。新商品3種リリースによる商品力強化に加えて、ロイヤルティープログラム更新などのLTV向上施策が寄与。また、前四半期末に実施した商品値上げ効果計画的な広告宣伝費の抑制なども貢献した。
25年2月期通期業績予想は、売上高157億2800万円(前期比5.7%増)、営業利益5100万円(前期9億200万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。