Chordia Therapeutics---1Qパイプラインの研究開発は順調に進捗
Chordia Therapeutics<190A>は14日、2025年8月期第1四半期(24年9月-11月)決算を発表した。事業収益は該当なし、営業損失が6.24億円、経常損失が6.15億円、四半期純損失が6.16億円となった。2024年8月期第1四半期について、四半期財務諸表を作成していないため、2025年8月期第1四半期の対前年同四半期増減率を記載していない。
同社は、これまでにない新しい抗がん薬を、一日でも早く患者様のもとに届けることで、「Tomorrow isAnother day~明日に希望を感じる社会~」を実現することを目指している。具体的には、アンメットメディカルニーズの高いがん領域に特化した創薬研究を進めており、これまでにない新しい作用機序を有する低分子の画期的医薬品(ファーストインクラス)の研究開発を行っている。
当第1四半期においては、CLK阻害薬rogocekibを中心とした5つのパイプラインの研究開発は順調に進捗している。 CLK阻害薬rogocekib(以下、rogocekib)については、現在実施している米国における血液がんでの第1/2相臨床試験の第1相パートは順調に進捗しており、2024年8月末時点での20症例から当四半期において5症例が追加され、2024年11月末時点では合計25症例が登録されている。
なお、同社が保有する特許については、rogocekibの物質特許では、現在51カ国で登録済み、CTX-177の物質特許では、2カ国で追加登録されて、現在13カ国で登録済み、CTX-439の物質特許では、36カ国で追加登録されて、現在40カ国で登録済み、GCN2の物質特許では、1地域で追加登録されて、現在6カ国および1地域で登録済みとなっている。
2025年8月期通期の業績予想については、事業収益は計上なし、営業損失が24.34億円、経常損失が23.78億円、当期純損失が23.80億円とする期初計画を据え置いている。
《ST》