テラスカイ---3Qも2ケタの大幅な増収・増益、通期連結業績予想の上方修正を発表

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2025年1月15日 14時34分

テラスカイ<3915>は14日、2025年2月期第3四半期(24年3月-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比30.3%増の181.02億円、営業利益が同235.6%増の9.38億円、経常利益が同173.6%増の10.38億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同391.5%増の5.64億円となった。

ソリューション事業の売上高は、Salesforceの導入開発事業の好調や、BeeX<4270>が行うSAPのクラウド・マイグレーション事業及び、セールスフォースエンジニア派遣のテラスカイ・テクノロジーズの業績が拡大したことで、前年同期比31.3%増の168.05億円となった。同営業利益は、プロジェクト管理体制の強化による、工数削減や低採算案件の減少などにより利益率が改善し、前年同期比42.8%増の20.90億円となった。製品事業は、mitoco(ミトコ)シリーズを始めとする同社のサブスクリプション売上が対前年比で増加したことに伴い、売上高は前年同期比18.1%増の14.57億円、営業損失は同0.55億円の赤字幅縮小の0.91億円となった。

また、同社は同日2025年2月期通期連結業績予想の上方修正を発表した。修正後の業績予想では、売上高は240.40億円(前回予想比0.1%増)、営業利益は11.67億円(同29.0%増)、経常利益は12.82億円(同28.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7.45億円(同31.8%増)の上方修正となった。

この修正の主な要因として、ソリューション事業における好調なクラウド導入受注やリピート案件増加のほか、人材育成強化による低採算案件の減少等により利益率が改善。同社は今後の市場環境や競争状況を注視しつつ、引き続き業績の向上に努める。

《ST》

提供:フィスコ

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