キャスター---1Qは売上高10億円を突破。CAC(顧客獲得単価)の効率化を図りつつ、1,244社と過去最高の稼働社数

材料
2025年1月15日 16時44分

キャスター<9331>は14日、2025年8月期第1四半期(24年9月-11月)連結決算を発表した。売上高が11.64億円、営業損失が1.43億円、経常損失が1.45億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.47億円となった。

同社は2024年8月期末より連結財務諸表を作成しているため、2024年8月期第1四半期の数値及び対前年同四半期増減率並びに2025年8月期第1四半期の対前年同四半期増減率は記載していない。

BPaaS事業は、売上高9.00億円、セグメント利益1.53億円となった。低ロットサービスのマーケットフィットが進み、大幅に稼働社数を拡大するとともに、各種サービスの解約率は低下した。ARPU(顧客平均単価)は低下したものの、LTV(顧客生涯価値)は引き続き良好な水準を維持した。費用は、CAC(顧客獲得単価)の抑制を進める一方、サービス体制の強化、専門サービスの運営にあたる人材獲得等の先行投資を進めた。

その他事業の売上高は2.63億円、セグメント損失は0.51億円となった。人手不足による中小企業の採用難である状況を受けてリモート人材の紹介・在宅派遣の売上高は 横ばいで推移している。また、2024年6月にグラムスをグループに迎え、当第1四半期連結会計期間から連結損益計算書に取り込んだことにより、売上高を押上げた。費用は、海外事業撤退が一巡したことで抑制できた。

2025年8月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比13.4%増の50.37億円、営業利益は0.1億円、経常損失は0.18億円、親会社株主に帰属する当期純損失は0.13億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.