ALiNKインターネット---3Qは売上6億円を突破、通期予想の上方修正を発表

材料
2025年1月15日 16時55分

ALiNKインターネット<7077>は14日、2025年2月期第3四半期(24年3月-11月)連結決算を発表した。売上高が6.89億円、営業利益が0.61億円、経常利益が0.76億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.70億円となった。2025年2月期第1四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、2024年2月期第3四半期の数値及び対前年同四半期増減率を記載していない。

tenki.jp事業の売上高は5.14億円、セグメント利益は2.37億円となった。当第3四半期連結累計期間のPV数は、前年同期比112.5%の50億PVとなり、堅調に推移した。特に、8月は、東日本太平洋側の月降水量が、8月として1位の多雨となる(統計開始1946年)などの影響もあり、単月での過去最高PV数を記録した。また、PV当たり広告単価は、依然として低迷基調となったが、2024年7月にGoogle社のWebブラウザのChromeにおける3rd Party Cookieの利用廃止が撤回されたこともあり、前年同期比100.0%を維持することができた。

IPプロデュース事業は、売上高は1.02億円、セグメント損失は0.57億円となった。第1四半期連結会計期間において、「温泉むすめ」のコンテンツプロデュースを行うエンバウンドの全株式を取得し連結の範囲に含めたことにより、「IPプロデュース事業」を開始した。温泉地でしか購入できない「温泉むすめ」のグッズ販売等は、計画に対し順調に推移したが、株式を取得したことによる取得関連費用0.25億円やのれん償却額0.16億円を計上した。

その他事業の売上高は0.72億円、セグメント利益は0.37億円となった。太陽光コンサルティング事業は、太陽光発電設備のセカンダリー市場において、一時的に太陽光発電設備を保有することにより、売電収入を得ている。また、ダイナミックプライシング事業は、当該事業に先立つPoC(実証実験)として、首都圏においてレンタルスペースの運営を行っている。

2025年2月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前回予想比5.8%増の8.95億円、営業利益が同249.3%増の0.53億円、経常利益が同162.9%増の0.73億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同104.8%増の0.59億円としている。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.