東京為替:ドル・円は反落、日銀早期利上げ期待で
15日の東京市場でドル・円は反落。米10年債利回りの先高観からドル買いが先行し、一時158円08銭まで上昇。ただ、日経平均株価の失速で円買い基調に。また、植田日銀総裁の発言で1月利上げ期待が高まると、午後は円買いで156円80銭まで値を下げた。
・ユーロ・円は162円89銭から161円61銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.0308から1.0287ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値38,721.61円、高値38,774.99円、安38,316.01値円、終値38,444.58円(前日比29.72円安)
・17時時点:ドル円156円80-90銭、ユーロ・円161円60-70銭
【要人発言】
・植田日銀総裁
「金融政策、経済・物価情勢の改善が続けば政策金利を引き上げ、緩和を調整」
「来週の会合で利上げなどを行うか判断」
・加藤財務相
「足元の為替は急激な動きがみられる」
「行き過ぎた動きには適切に対応」
【経済指標】
・英・12月消費者物価指数:前年比+2.5%(予想:+2.6%、11月:+2.6%)
《TY》