JHDがS高、新たな事業として再生医療関連事業を開始へ
ジェイホールディングス<2721>がストップ高の218円に買われている。15日の取引終了後、新たな事業として再生医療関連事業を開始するほか、同事業の推進拡大を目的に千葉県下で医療及び医療関連事業を展開するあすなろグループに属するあすなろと資本・業務提携したと発表しており、好材料視されている。
今月中に新会社アドバンスト・リジェンテックを設立し、エクソソーム(細胞外小胞)に関する順天堂大学との共同研究契約にもとづく基礎臨床研究に関する事業を行うほか、エクソソームの精製、販売に関する事業を開始する。あわせて、あすなろグループの君津あすなろ学園(千葉県君津市)などを割当先とする第三者割り当てによる第8回新株予約権の発行も行うとしており、調達資金10億7434万円は細胞培養加工施設の設置など再生医療関連事業の運営のほか、借入金の返済や運転資金などにもあてる。なお、同事業が業績に与える影響は現在精査中としている。