アジア株 インド市場でアダニ銘柄が上昇、宿敵アンダーソン氏のヒンデンブルグが解散!

市況
2025年1月16日 14時20分

アジア株 インド市場でアダニ銘柄が上昇、宿敵アンダーソン氏のヒンデンブルグが解散!

東京時間14:06現在

香港ハンセン指数   19411.66(+125.59 +0.65%)

中国上海総合指数  3233.92(+6.80 +0.21%)

台湾加権指数     23061.33(+546.76 +2.43%)

韓国総合株価指数  2525.12(+28.31 +1.13%)

豪ASX200指数    8322.20(+108.93 +1.33%)

インドSENSEX30種  77021.50(+297.42 +0.39%)

アジア株は全面高、前日の米株大幅高を好感した買いが続いている。米コアCPIが予想外に鈍化したことを受け米利下げ期待が復活、過度な米インフレ懸念が後退している。

上海株は上げ幅を縮小、来週のトランプ米大統領就任式への警戒感が高まっている。為替相場ではオンショア人民元が対ドルで23年9月以来の安値水準で推移している。オフショア人民元はきのう、対ドルで一時上昇したがすぐに下げに転じた。

対中強硬派で知られるルビオ氏は米国務長官指名公聴会で、中国共産党は米国が過去に直面した敵対勢力の中で「最も強力で危険な敵だ」とコメントした。トランプ氏は以前から中国製品に60%の関税を課す方針を示しており、トランプ新政権の保護貿易政策で米中関係がますます悪化する恐れがある。

香港株も上げ幅をやや縮小。自動車やエネルギー、医療品関連が総じて上昇。ネットイースやシャオミ、JDドットコム、美団などハイテク関連も軒並み上昇している。一方、サンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連は下落。

台湾株は大幅反発。TSMCや聯発科技、日月光投資控股、健策精密工業など半導体関連が大幅上昇している。

インド市場ではアダニ銘柄が総じて上昇。 空売りで知られる米投資会社ヒンデンブルグリサーチの創業者アンダーソン氏が会社を解散すると発表した。2023年にアンダーソン氏は市場操作や不正会計をしているとしてアダニを標的とした空売りで注目を浴びた。アダニ側は同氏の主張を否定したが、その年は資産総額990億ドル減少、時価総額1730億ドルが吹き飛んだ。アナリストらはヒンデンブルク解散によりアダニ株は上昇すると見ている。

出所:MINKABU PRESS

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